廃車費用、安く抑える方法は?...
車を廃車にするには、「自分で手続きを行う」「ディーラーに依頼する」 「手続き代行業者に依頼する」...
- 2018.02.18
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車の車検が切れてしまう理由は様々かと思います。
中には、いつの間にか乗らなくなり、そのまま車検が切れ、
「もうそろそろ処分しよう…」という方もいらっしゃると思います。
今回はその方法についてご説明します。
結論としては、車検が切れた車も廃車することは可能です。
永久抹消登録(いわゆる廃車)の手続きの際、車検証は必要ですが、
車検が切れていても問題はありません。
ですので、車検が切れた車の場合、車検が切れているということよりも、
「車検の切れた車は公道を自走できない」という点が最も問題になってきます。
永久抹消登録するには、かならず車を解体する必要があります。
となると、車を解体業者に引き渡す必要が出てきます。
公道を走ることが出来ない車を解体業者に引き渡すのに、考えられる方法は2つです。
このどちらかを選択する必要があります。
車検が切れた車は、基本的に公道を走ることはできません。
しかし、「仮ナンバー」を借りれば公道を走る事ができる様になるのです。
仮ナンバーを借り、車検が切れた車に取り付ける事で、取得から最大5日間限定で
公道を走ることができます。
斜めに赤い線の入ったナンバープレートを目にした事のある方も多いのではないでしょうか。
ちなみに、公道を走る為には自賠責保険への加入が義務付けられている為、車検切れと一緒に、
自賠責保険も切れていないか確認する必要があります。切れている場合は加入が必要です。
仮ナンバーを借りる手続きは、居住地の各市町村の役所もしくは陸運局で行えます。
取得に必要な書類は次の通りです。不備の無い様に揃えておきましょう。
※車検証が紛失や盗難等で手元に無い場合、次の書類でも手続きは可能です。
譲渡証明書/抹消登録証明書/自動車通関証明書/登録事項証明書 /予備検査証/
軽自動車検査証返納証明書/自動車保管場所証明
これらの書類を提出すれば、仮ナンバーを借りることができます。
自分で車に取り付け、自走して解体業者に引き渡します。
仮ナンバーを取得すれば、自分で車を持ち込める為、レッカー費用がかからない
というメリットがあります。
仮ナンバーを借り、自走で解体業者に持ち込むのは手間だし時間が無い…。
そういった方は、業者に取りに来てもらうのが一番かもしれません。
「業者」といっても、「解体業者」なのか「廃車買取業者」なのかによって、
かかる費用や廃車方法が異なります。
それぞれ見てみましょう。
自走出来ない車を廃車するとなると、一番最初に思い浮かぶ方法かと思います。
解体業者に依頼し、車をレッカーした後、解体業者にて解体、その後、
廃車の手続きを行うという流れです。
多くの場合はレッカー費用として1万5000円程度までの金額が必要になる可能性があります。
業者によっては、地域限定で無料で引き取ってくれる業者もあるようですので、
複数社見積りを取る事をおすすめします。
少し前までは廃車するには、解体業者に持ち込むという方法がスタンダードでしたが、
近年、「廃車買取業者に引取りを頼む」という方法がメジャーになってきました。
この方法、実はメリットが沢山あるのです。
廃車買取業者に依頼するメリットは、主に以下の通りです。
廃車にするには、実際の解体、廃車手続きと揃える必要がある書類が沢山あります。
また、陸運局は平日しか空いておらず、混雑も考えられるため、
お仕事のある方にはなかなか大変な作業です。
廃車引取り業者なら、車の引き取り~廃車手続きまでを一括で請け負ってくれるため、
所有者本人が用意する必要がある
一部の書類の準備を除き、全てをお任せすることができます。
手間が減るだけではなく、なんと費用まで無料になります。
廃車買取業者では、引き取った車を廃車にした場合も、その車から売れる部品を取り出したり、
スクラップになった車体から鉄を資源として取り出したりと、
様々な費用を無料にしたとしても収益を得ることができる仕組みになっています。
依頼者側は無料で廃車にでき、業者側も収益を得られると、両方にとってメリットがあるのです。
廃車にするつもりの車でも、実は中古車として販売が可能な場合があります。
この場合、廃車買取業者が査定を行い、その金額で買い取ってくれる事もあるのです。
自分としては廃車にするつもりでいた車が、思いの外いいお値段で売れる事もありますよ!
車検が切れた古い車だから、廃車しか選択肢が無いとお思いの方も多いとは思います。
この場合、仮ナンバーを借りて廃車するか、レッカーを依頼して廃車するか、という選択肢になってしまうかと思います。
ですが、ぜひこの中に「廃車買取業者に依頼する」という選択肢を追加してみてください。
思いもよらず収入に繋がる事もあれば、無料で全ての手続きを行ってくれる事もあります。
見積り・査定は無料という業者が多いので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
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